
こんにちは、「ウルラの森」へようこそ。新人のグリーンです!
皆さんは、コーヒーショップの棚に並ぶたくさんの豆を前に、「結局どれを選べばいいの?」と立ち尽くしてしまった経験はありませんか?
エチオピア、コロンビア、マンデリン……。
魅力的な名前が並びますが、コーヒーの世界へ一歩踏み出したばかりの方に、僕が自信を持って「最初の正解」としておすすめしたい国があります。
それが、「コーヒーの王道」と呼ばれるブラジルです。
今回は、ブラジルコーヒーの基本から、その中でも特に「甘いチョコレート」という名を持つ魔法のような銘柄『ドルチェチョコラーダ』の秘密について、ウルラの森の仲間たちと一緒に詳しくご紹介します。
この記事を読み終える頃には、あなたもきっと「ブラジルの一杯」を淹れたくなっているはずですよ。
なぜブラジルは「コーヒーの王道」と呼ばれるのか?

「ねぇブラウン、コーヒー豆の産地ってたくさんあるけど、どうして初心者はまずブラジルから、って言われるんですか?」

「それはね、ブラジルが世界最大の生産国であるだけでなく、味の『物差し』になるような、誰にでも愛される安定感を持っているからなんだよ。」
世界で生産されるコーヒー豆の約3分の1を占めるブラジル。
広大な大地で育まれるその豆が、なぜこれほどまでに愛され、初心者の方に最適だと言われるのか。
その理由は、一言で言えば「圧倒的なバランスの良さ」にあります。
酸味が苦手な人にこそ選んでほしい
コーヒーを飲んで「酸っぱい!」と感じ、それが苦手でコーヒーを敬遠してしまう方は少なくありません。
しかし、ブラジル産の豆は一般的に酸味が控えめです。
その代わりに、ナッツをかじった時のような香ばしさや、キャラメル、チョコレートを連想させる落ち着いた甘みが際立ちます。
誰もがホッとする「安心感のある味」
ブラジルの味は、多くの人が「あぁ、これぞコーヒーだ」と感じる基準点のような味です。
苦味も強すぎず、スッと喉を通る滑らかさがあります。
ブレンドの「名脇役」であり「主役」
そのバランスの良さから、ブラジル豆は多くの喫茶店やカフェが独自で設計(配合)した「ハウスブレンド(ブレンドコーヒー)」のベースとして使われています。
他の豆の個性を引き立てつつ、全体をまとめ上げる力があるのです。
もちろん、単独(シングルオリジン)で飲んでも、その完成された味わいに驚かされるはずです。
鑑定士が認めた傑作『ドルチェチョコラーダ』の正体
ブラジルコーヒーの中でも近年特に人気を集めているのが『ドルチェチョコラーダ(Dolce Cioccolata)』です。

グリーン:ドルチェチョコラーダは「イタリア語で『甘いチョコレート』……なんて魅力的な名前だけど!ブラウン、これって特定の農園の名前なの?」

「いいや、実はこれ、一つの農園の名前ではなく、ブラジルの熟練の鑑定士たちが**『チョコレートのような風味』を持つ豆だけを厳選して作り上げたブランド銘柄**なんだよ。」
3大産地からのエリート選抜
ドルチェチョコラーダは、ブラジルの誇る3つの有名産地から、その時期に最も状態の良い豆を集めて作られます。

- 南ミナス(Sul de Minas): 豊かな自然と標高の高さが、豆に深いコクを与えます。
- セラード(Cerrado): 平坦な台地で太陽の光をたっぷり浴び、安定した品質を生み出します。
- モジアナ(Mogiana): 古くからの名産地で、非常に甘みが強い豆が育つことで知られています。
鑑定士たちは、数百種類に及ぶロット(豆の塊)を一つずつテストし、「これこそがチョコ感だ!」と確信したものだけを絶妙な比率でブレンドします。
いわば、ブラジルの「甘み」のベスト盤のようなコーヒーなのです。
ドルチェチョコラーダの 美味しさの秘密は「精製」と「乾燥技術」にあり
なぜ『ドルチェチョコラーダ』は、これほどまでに濃厚な甘みを持つのでしょうか。
そこには、ブラジル伝統の知恵と最新のテクノロジーが融合しています。
太陽の恵みを閉じ込める「ナチュラル製法」
この豆には、「ナチュラル(自然乾燥式)」という精製方法が採用されています。
これは、収穫したコーヒーの実をそのまま天日で乾燥させる方法です。
乾燥の過程で、果実の糖分が中の種子(コーヒー豆)にじっくりと移っていくため、フルーティーな甘みと、ずっしりとしたコクが生まれます。
さらに、収穫時期をあえて遅らせる「樹上乾燥(ドライ・オン・ツリー)」に近い状態の豆も含まれており、まさに天然のスイーツのような糖度を誇ります。
鮮度と味を守る「ピニャレンセ」の魔法
せっかくの素晴らしい豆も、乾燥の工程で熱を加えすぎると香りが飛んでしまいます。
ドルチェチョコラーダの生産現場では、世界的な機械メーカー「ピニャレンセ」社製の最新乾燥機が導入されています。

「低温でじっくり、豆にストレスを与えないように乾燥させるのがポインなんだ。この『丁寧な仕上げ』が、袋を開けた瞬間に広がるあの芳醇な香りの秘密なんだよ。」
【実践】ドルチェチョコラーダを最高に楽しむ方法

「グリーンくん、せっかくのエリート豆なんだから、淹れ方にもこだわってみようよ!」
「美味しい淹れ方編」で教わった基本をベースに、ドルチェチョコラーダ専用の調整をしてみましょう。
おすすめの焙煎度:中深煎り(シティロースト)
もし選べるのであれば、「中深煎り」に焙煎されたコーヒー豆がベストです。
豆の表面に少しオイルが浮き始めるくらいの焼き加減の豆を使うことで、ナッツのような香ばしさが「ダークチョコレート」のようなビターな甘みへと変化します。
温度は少し低めの「88℃」

「沸騰したてのお湯はNG!少し低めの温度で淹れることで、豆が持つチョコのような甘みがより際立つの。」
高温すぎると苦味が勝ってしまいますが、88℃前後でゆっくり淹れることで、とろけるような口当たりを楽しめます。
至福のペアリング:この豆と一緒に食べたいお菓子は?
ドルチェチョコラーダの最大の特徴は、飲み終わった後の余韻です。
①本物のチョコレートと一緒に
70%くらいのハイカカオチョコレートと一緒に口に含むと、コーヒーの甘みがより一層引き立ちます。
②ナッツ系のクッキー
豆の香ばしさと共鳴して、香りが何倍にも広がります。
③濃厚カフェオレ
苦味がマイルドなので、ミルクとの相性も抜群です。
砂糖を入れなくても甘みを感じる驚くほど贅沢なイーツドリンクになります。
ドルチェチョコラーダを実際に飲んでみた感想(ウルラの森・レビュー)
ドルチェ(甘い)チョコラーダ(チョコレート)という名の通り、最大の特徴はその「甘み」です。
①ナッツとキャラメルのような香り
袋を開けた瞬間に、香ばしいナッツと、キャラメルを焦がしたような甘い香りが広がります。
②低酸味で飲みやすい
ブラジル豆特有の「酸味が少ない」という特徴がさらに磨かれており、コーヒーの酸っぱさが苦手な人でも「これならブラックで飲める!」と驚くと思います。
③とろりとした口当たり
淹れると、舌の上に少し重みを感じるような、リッチな質感(ボディ感)、後味にはカカオのような心地よい苦味が残ります。

「コーヒーって、苦いだけじゃなくて、こんなに甘いんだ……!」そう思わせてくれる一杯でした。
まとめ:あなたのコーヒーライフの「原点」に
コーヒーは、知れば知るほど奥が深い世界です。
でも、最初から難しい知識は必要ありません。
「苦いだけの飲み物だと思っていた」 「酸っぱいのはちょっと苦手……」
そんな方にこそ、ブラジルの豊かな大地と、鑑定士たちの情熱が詰まった『ドルチェチョコラーダ』を飲んでみてほしいです。
一口飲めば、きっとあなたのコーヒーに対するイメージが変わるはず。
ウルラの森では、これからも皆さんの日常が少しだけ豊かになるような、素敵なコーヒー体験をお届けしていきます。
次にあなたが淹れる一杯が、最高の時間になりますように。
【今回のまとめ】
- ブラジル豆は酸味が少なく、初心者でも親しみやすい「王道」の味。
- ドルチェチョコラーダは、チョコのような甘みにこだわったブラジルのエリート選抜豆。
- ナチュラル製法と最新技術で、圧倒的なコクと安定した品質を実現。
- 中深煎り・88℃のお湯で、ミルクやチョコと一緒に楽しむのもおすすめ。
ウルラの森では自家焙煎したコーヒー豆を『ULULA COFFEE ROASTER』というネットショップで販売しています。

100g:650円 / 200g:1,000円


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