こんにちは!「ウルラの森」へようこそ。
前回の「失敗しない観葉植物の選び方」の記事で、初心者さんに一番おすすめの王道植物としてご紹介した「パキラ」。
「記事を読んで、さっそく小さなパキラをお部屋に迎えました!」 「ぽってりした幹と、手のひらを広げたような葉っぱが可愛くて毎日癒やされています」
と、毎日、楽しくパキラと暮らし始めている方もいるでしょう。
パキラは非常に生命力が強く、初心者向けの植物ですが、より青々と元気に、そして長く一緒に暮らすためには、押さえておきたいちょっとした「お世話のコツ」があります。
今回はウルラの森の仲間たちと一緒に、あなたのお家のパキラがすくすく育つ「パキラの正しい育て方と、枯らさないための重要ポイント」を解説します!
【プロローグ】パキラをお家に迎えたよ!

じゃーん!村長、見てください!前におすすめしてもらったパキラ、さっそくお部屋に迎えてみました。置いてるだけで部屋がパッと明るくなった気がします。

フォフォフォ、パキラのみずみずしい緑が最高に映えておるな!パキラは別名『マネーツリー』とも呼ばれ、風水的には金運や仕事運を高める素晴らしいパワーを持っておる。しかしグリーンよ、可愛いからといって毎日せっせとお水を注いだり、暗い部屋の隅に置きっぱなしにしたりしてはおらんじゃろうな?

えっ……。毎日『大きくなれ〜』って愛情を込めてお水をあげるのって、ダメなんですか!?

やっぱりやりおったか!パキラはタフじゃが、お世話にはちょっとした『メリハリ』が必要なんじゃ。ブログの前のみんなも、グリーンと一緒にパキラが喜ぶ『3つの鉄則』を学ぶのじゃぞ!
鉄則1:パキラの水やりは「メリハリ」が命!
パキラをお世話する上で、一番大切で、かつ初心者が一番失敗しやすいのが「水やり」です。
パキラを枯らしてしまう原因のほとんどは、実は水のあげすぎによる「根腐れ(ねぐされ)」です。
パキラの水やりで絶対に覚えておきたい鉄則は、「土が乾くまで絶対に水をあげないこと」。
つまり、乾燥している時期と、潤う時期の「メリハリ」をつけることです。
春〜秋(生長期)の水やり
4月〜10月頃の暖かい季節は、パキラがぐんぐん新しい葉を伸ばす「生長期」です
タイミング: 鉢の土の表面がサラサラに乾いたら、数日置いて(土の中までしっかり乾いたのを確認して)から水をあげます。
量: 鉢の底にある穴から、水がザーザーと流れ出てくるくらいたっぷりと注ぎます。

なるほど、土がしっかり乾くのを待ってから、あげる時はガツンとあげるんですね!メリハリってそういうことか

その通りじゃ。そして、最も重要なのは水やりをした後じゃぞ。受け皿に溜まった水は必ず捨てること! これを忘れると鉢の中が酸欠状態になり、根っこが窒息して腐ってしまうのじゃ
冬(休眠期)の水やり
11月〜3月頃の寒い季節は、パキラの成長が緩やかになる、あるいはストップする「休眠期」です
タイミング: 「土の表面が完全に乾いてから、さらに4〜5日(あるいは1週間)待ってから」水をあげます。
冬場は「ちょっと乾燥させすぎかな?」と思うくらいでちょうど良いです。月に1〜2回程度の水やりでも十分に冬を越せます。

「そうは言っても、土の中まで乾いているか手で触って確認するのは難しい……」という方には、土に挿すだけで水やりのタイミングを色(青と白)で知らせしてくれる『水やりチェッカー』がおすすめじゃぞ。これ1本でお水のあげすぎを防げるので、初心者さんは持っておくと安心できるはずじゃ。サイズはS、M、Lとあるので鉢のサイズに合わせて購入するとよいぞ。
鉄則2:パキラの置き場所は「明るい窓際」が特等席
パキラは太陽の光が大好きです。
光をたっぷり浴びることで、幹が太くなり、葉っぱの色が濃く元気に育ちます。
ベストな場所: レースのカーテン越しに優しい光が入る、リビングの窓際などが特等席です。

パキラって少し暗い部屋でも育つって聞いたけど、やっぱり太陽の光に当ててあげたほうがいいの?

うむ、日陰にも比較的耐える(耐陰性がある)のがパキラの強みじゃ。しかし、ずっと暗い場所に置いていると、茎がひょろひょろと力なく伸びて(徒長)、葉が落ちやすくなってしまうのじゃよ。もし日陰に置くなら、週に2〜3日は昼間の数時間だけでも明るい窓際に移動させて、日光浴をさせてあげるのが長持ちのコツじゃな
⚠️ 夏の直射日光とエアコンの風には注意!
夏の直射日光: 夏の強すぎる西日などに直接当てると、葉っぱが日焼けして白く抜けてしまう「葉焼け」を起こします。夏場は直射日光を避けてください。
エアコンの風: エアコンの冷風や暖風がパキラに直接当たると、葉が急激に乾燥して傷んだり、病気の原因になったりします。必ず風が直接当たらない位置に配置してください。
鉄則3:パキラは冬の「寒さ」から守ってあげる
パキラは南国生まれの植物なので、寒さには少し弱いです。
パキラが健康に冬を越すための目安の温度は「5℃以上(できれば10℃以上)」です。

日本の冬は結構冷え込むもんね。室内ならどこに置いておいても大丈夫?

そこが落とし穴じゃ!昼間はぽかぽかと暖かい窓際も、夜になると外気と同じくらいキンキンに冷え込む。冬場の夜は、窓際から離して、お部屋の中央の暖かい場所に鉢を避難させてあげるのじゃぞ
✨ パキラをさらに元気に育てるための「プラスアルファ」のケア
水やりと置き場所さえマスターすれば基本はバッチリですが、さらにパキラが喜ぶ2つの簡単ケアをご紹介します。
① 「葉水(はみず)」をシュッシュとしよう
霧吹きで、パキラの葉っぱの表と裏にシュッシュとお水を吹きかけてあげることを「葉水」と言います。
パキラは葉っぱからも水分を吸収するため、乾燥を防いでツヤツヤの綺麗な葉を保つことができます。
また、葉水には、観葉植物の天敵である「ハダニ」などの害虫がつくのを防ぐ素晴らしい効果もあります。
年間を通して、気づいたときに毎日でもやってあげると喜びます。
毎日の葉水には、インテリアに馴染むお洒落な霧吹きを使うと、毎朝のお世話がぐっと楽しくなります。
また、ただの水ではなく、栄養が含まれた観葉植物用のミストスプレーを使うと、葉のツヤが驚くほど良くなりますよ。

霧吹きもよいが、きめ細かいミスとを出すことができるので、こっちの方がおすすめじゃぞ。
② 生長期の「肥料」で元気をチャージ
春から秋のぐんぐん育つ時期に肥料を少し与えると、新芽が驚くほど次々と出てきます。
初心者に一番扱いやすいのは、水やりと一緒に与えられる「液体肥料(液肥)」です。
2週間に1回程度、水やりの際の水に薄めて混ぜるだけでOKです。
冬場は成長が止まるので、肥料は絶対に与えないでください(根を痛める原因になります)。
【エピローグ】手をかけた分だけ、緑は応えてくれる

最初は小さかったパキラが、季節を重ねるごとに新しい爽やかなグリーンの新芽を広げていくのを見ると、なんだか自分のことのように嬉しくなっちゃうな。村長に教わったルール、しっかり守って大切に育てるようにします!

うむ、その意気じゃ!言葉は話さずとも、愛情をかけた分だけしっかり応えてくれるのが植物の愛おしいところ。お主が心を込めて淹れる美味しいコーヒーを片手に、パキラの緑を眺める……そんな穏やかで豊かなひとときを、ブログを読んでおる皆のものもぜひ味わってみておくれ。応援しておるぞ!
「土が乾いてから、たっぷりとあげる」 「冬は暖かくしてあげる」
このシンプルなルールを優しく見守るように守ってあげれば、パキラはきっとあなたのお部屋で、長く、元気に、たくさんのハッピーを届けてくれるはずです。
せっかく迎えたお気に入りの一鉢、ぜひ楽しみながら育ててみてくださいね。
それでは、次回のブログもお楽しみに!


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